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◆◆「熱中」が危険な熱中症◆◆

今週は日本列島が猛暑に悲鳴をあげています。山梨県では39度を超える日も
あり、テレビも連日、熱中症への注意を喚起しています。一昔前は、熱中症は
高温多湿など過酷な労働環境などで起こるという認識でしたが、今では幼児や
お年寄りに限らず、誰もが気を付けなければならない時代になりました。

この熱中症、気を付けていれば予防はできるものですが、基本的な知識を持
っていないと死に至る可能性のある危険なものです。幼児やお年寄りは体質的
にも危険性の高い面がありますが、成人が熱中症になってしまう理由は、やは
り知識不足にあるのではないでしょうか。

熱中症の症状は、重症度ち・度、ちÅ度、ち‰度に分かれます。めまいや立ちくら
み、筋肉のこむらがえり、大量の汗などがち・度になります。この段階で熱中症
であると本人が自覚できればよいのですが、頭痛や吐き気が起こるちÅ度の段階
まで、自覚の無いことが多いようです。

汗が油汗になり、実際に吐く段階になると、本人も異常事態と自覚できます
が、その時に廻りにサポートしてくれる人がいないと対処が遅れてしまいます。
$A”r度では、早急に水分と塩分を摂取しなければならず、自分で摂取できない場
合には、すぐに病院に搬送しなければならない段階です。

ち・度の段階で自覚できずちÅ度になってしまうのは、スポーツなど何かに「熱
中」している時に起こりやすいので、炎天下でのスポーツなどは危険度がさら
に増します。塩分がバランスよく含まれたスポーツドリンクなどを体重の減少
分だけ補うくらいの気持ちでこまめ摂取することが必要でしょう。まずは知識
をしっかりと学ぶためにも環境省のHPなどをご参考ください。