師匠 鈴木丈織のコラム2011.3.28

「あらゆる行為は運動によって営まれることが必要だ。」 

レオナルド・ダ・ヴィンチ(イタリア、画家・建築家・彫刻家)

彼は、目と頭脳と手の人でした。

観察と実験、それに思索に導かれた「経験の弟子」。

彼は、制作する人でもあり、工作人でした。

「倦怠より死を」といい、その生活は、自然と人間に極限的に接近する

休息のない「運動」の生活でした。

彼は、一日一日をひとりの「運動体」として生きることを知っていたのです。

だから、観察と思索も、究極的には行動に向けられていたのです。