師匠 鈴木丈織のコラム2011.2.7

「勇気は、進むほうの勇気ばかりでなく、退いて守る力の沈勇も
またこれを養うように心がけねばならない。」
 新渡戸稲造(農学者・政治家)

物事への挑戦は、やみくもに前に進めばよいというものではありま
せん。
考えるべきときには立ち止まって考え、進むべきときには自信をもって前進する。
その切り替えが必要であり、タイミングを考えるべきです。

賢明な人は、ただがむしゃらに突き進むことはしません。
時と場合に応じて進退の方向を使い分けることが大切であり、場合によっては、
後退することが前進することよりも重要な時もあります。

四方八方上下にまでアンテナを向けて、感度よくコントロールしましょう。