師匠 鈴木丈織のコラム2011.1.31

「わが気に入らぬことが、わがためになるものなり。」 
鍋島直茂(佐渡藩士)

 誰しも、気に入らないこと、嫌なことは避けて通りたいものです。「したくないこと」は、苦手なことでもあるからです。

苦手なことを、食わず嫌いのままで終わらせておくのは、進歩がないといえます。

そこで、発想を転換して、「苦手なことだからやろう」と積極的に取り組んでいけば、経験を重ねるうちにいつしか苦手とは感じなくなるものです。

気に入らないといって避けていることが、避けている人にとって本当はとても大切なことであったりするのです。

「だから、やってみよう」とすべての項目課題の後につけてみましょう。