師匠 鈴木丈織のコラム2011.1.24

「賢いこと蛇のよう、純なこと鳩のようであれ。」
 『聖書』より

 知恵の象徴である蛇と、平和の象徴である鳩。蛇は、みた目はよくありませんが賢い頭脳を持った存在であり、鳩は穏やかで内面に純粋さを秘めた存在、とイメージされています。両者の有能な美点を併せ持った賢く純粋な人間であれ、というのです。

 自分の持つ能力を「最大限」に発揮しようとするなら、明敏な知恵と曇りのない純粋な心を持って、物事を捉えてゆくことです。物事の本質を知るためには、よく見、よく感じることが必要なのです。

 「最大限」のよいところは、全力でプラス1ずつの効果が発揮されることです。