師匠 鈴木丈織のコラム2011.1.17

「人はこちらがアガっているということには気づかないものだ。だから、どんな場面でも一言発言する。これは自分の義務である。」 
バーナード・ショウ(イギリス、劇作家・評論家)

 雄弁家として知られる彼は、実は大変な内気でした。しかし、どんな場面においても一言発言することを実行して、自信を積み重ねていきました。

 他人は、こちらが思いこんでいるほど私たちの心の葛藤や不安に気がついていないものです。人前で上がりやすい人は、緊張するような場面、たとえば会議などでは、「必ず一言発言しよう」と自分にいい聞かせておくとよいでしょう。

 そうやって、発言することにも慣れてくれば、上がり症は自然と克服されてきます。もし、上がったとしても、いうべきことはいえるようになるものです。