師匠 鈴木丈織のコラム2010.12.13

「今日は今日だけのことを考えるにとどめ、いちどに何もかもやろうとしないこと、これが賢い人のやり方だ。」 
 セルバンテス(スペイン、小説家)

 あれもこれもと考えてしまい、自分が今何をしているのかわからなくなった時には、いったん立ち止まってみましょう。

 どんなに実力があり才能豊かな人でも、同時に多くのことはできません。一日一日の熱中が、明日への進歩をもたらすのです。

 不朽の名作「ドン キホーテ」でのこの示唆は、多忙な時代に生きる私たちのはやる気持ちに反省を促すものです。

 今日一日に全力投球するだけでも、人は充分に忙しく、また、充実した生活が送れるものです。