師匠 鈴木丈織のコラム2010.11.1

「乗りかけた船はためらわずに乗ってしまえ」
 I・S・ツルゲーネフ(ロシア、作家)

 私たちは、物事を実行する前に100パーセントの準備をすることも、完全な見通しをもつこともできません。また、人生には、行動をスタートさせるのにふさわしい時機というものがあります。

 もし、あることをやろうと決心してやり始めたならば、迷わず進むことです。「決心する前に完全に見通しをつけようとする者は決心することはできない」(H・F・アミエル、スイスの哲学者)のです。道を進むのに完全な見通しなどないのですから。

 たとえ不安はあっても、自分に与えられたチャンスと信じるならば、自分の勢いを大切にしてまっすぐに進むべきです。
一節やりぬいてみましょう!