匠(たくみ)の心で生きる Dr. 鈴木 丈織
匠は、常にふたりの人間の心で自分の仕事ぶりをみつめています。職人の心と作家の心です。違いは単純です。職人は同じ形式で、同じ良質の物を、いくつでも、どんなときでもつくり出せます。作家はひとつずつ異なるものをつくります。幅をもち、また専門性をもち、巧みによりよさを求める……それが「匠」の心です。