どうする!?個人で開業!!65

個人事業主、確定申告対策は今年中⑤

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と書いてますように、今年中です。

連続で書いてしまっておりますが、もう2週間ほどです・・・。

 

だいぶ税金が出そうだけども、売上も経費も

いじれないというのであれば、大きな裏ワザがないわけではありませんが、

個人事業主の方全員に当てはまりにくいので、

そのお話は、確定申告真っ只中の裏話にでも書こうかと思います。

 

さて今年ぎりぎりの税金を何とか減らしたいというのであれば、

今年中に国民健康保険、国民年金の支払いを

今年中に済ませてしまいましょう。

 

3つ前のコラムで書いた、

税金を減らす税金対策の3つめの所得控除を増やすです。

 

所得税・住民税は以下の2段階を経て計算されます。

Ⅰ.売上経費=利益

Ⅱ.利益所得控除=税金を計算するための基礎となる所得(課税所得)

 

所得控除は、もともと申告する本人にある基礎控除と呼ばれる38万円

(住民税の場合33万円)があります。

また、扶養している人がいると1人あたり38万円(年齢等により加算あり)

ある扶養控除と呼ばれるものなどが所得控除に含まれます。


その所得控除に含まれる国民健康保険料控除と

国民年金保険料控除を増やしてしまおうという作戦です(笑)。


ほとんどの方は、国民健康保険も国民年金も

大体それぞれの月の納期限近くに支払っていると思います

(自動引き落とし含む)。


でもそれを前払いしてしまうのです。

 

国民健康保険料も国民年金保険料も、支払った年の控除となります。

 

納付書が手元にある方は、その納付書で。

自動引き落としになっている方は、地元の役所に行って、

前払したいのですとお伝えください。


上記計算で計算された課税所得に掛けられる税率分、所得税住民税が減ります。

 

税金を減らすという意味で、前払を検討してみるのも悪くありません。