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平成25年度の税理士名簿登録者数は75,000

日本税理士会連合会がまとめた平成25年度の登録事務事績によると、
平成25年度末での税理士名簿登録者数は7万4,501人となり、
前年度と比べて776人増加した。

このうち、女性の登録者数は1万312人で全体の13.8%を占めており、2
0年前の平成5年度と比べると、人数は約2.7倍(平成5年度は3,820人)、
割合は約2.2倍(同6.3%)に増えている。

 

平成25年度の新規税理士登録者については2,906人(うち女性は441人)であり、
前年度と比べて106人減少したが、高い水準を維持している。

新規登録者の内訳をみると、税務官公署退職者などの試験免除者が1,468人で
全体の50.5%を占めており、平成21年度以来4年ぶりに50%を上回った。

これにより試験免除者の登録者数は2万4,297人となり、その割合は32.6%となっている。

 

また、公認会計士資格での新規登録者は510人であり、登録者数は8,422人となった。

なお、平成26年度税制改正による税理士法の改正では、公認会計士に対する資格付与が見直され、
平成29年4月1日以後の公認会計士試験合格者については、
一定の研修を受講しなければならないとされた。

 

一方、登録抹消者は、2,130人と前年度より208人増加している。
登録抹消事由は、「業務廃止によるもの」1,337人(62.8%)、
「死亡によるもの」774人(36.3%)が主な事由となっており、
その他に「欠格条項に該当したもの」18人、「登録取り消しによるもの」1人となっている。

 

税理士法人の届出状況については、税理士法人の「主たる事務所」の設立が226件、
「従たる事務所」の設置が224件であるが、一方で「主たる事務所」の解散が53件、
「従たる事務所」の廃止が93件、合併が1件あった。

これにより、平成25年度末での税理士法人数は、「主たる事務所」が2,748件(前年度比173件増)、
「従たる事務所」が1,255件(同131件増)となっている。