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9月にeLTAXシステム更改に伴う改善を予定


地方税電子化協議会はこのほど、「eLTAX」(地方税ポータルシステム)について、
今年9月から同システムの更改に伴い、
利用時間を拡大するなど改善を予定していることを明らかにした。

 

eLTAXシステムの今年3月末までの新規利用届出の提出件数は、
同システムの運用が開始された2005年からの累計で、納税者228万3,398件、
税理士(税務代理のみ行う税理士)8万4,610件の合計236万8,008件となる。

2013年度の利用状況は、個人住民税の申告318万3,162件など申告が計751万6,465件、
納付手続きが1万3,445件、申請・届出が22万8,695件に達しており、年々利用件数が伸びている。

 

さらなる利用拡大に向けて9月から予定されている改善点は、
現在、午前8時半から午後9時(土日祝日、年末年始を除く)までとされている
電子申告等受付サービスの終了時間を夜中の0時(土日祝日、年末年始を除く)まで拡大する。

 

また、利用手続きおいても、利用届出の受付手続きが完了するまでには、
土日休日を除き数日程度の時間がかかるが、利用届出を提出後、
利用者IDと仮暗証番号を用いて直ちに電子申告利用を可能にする。

 

さらに、eLTAXの対応ソフト「PCdesk」に関して、給与支払報告書・公的年金等支払報告書の
CSVデータのインポート機能に加えて固定資産税(償却資産)申告データについても、
2015年度分からCSVデータの取り込み及び2,000明細を超えるデータの送信を
可能とするなど使い勝手も改善される。

 

一方で、eLTAXの概要や利用手続き、PCdeskの操作方法の質問を受け付ける
窓口「ヘルプデスク」の問い合わせ受付時間は、
午前9時から午後5時までに短縮する予定となっている。