法人と個人どちらが良い③
個人事業と法人化とで、大きく異なるのが、社会保険(健康保険・厚生年金・介護保険)になります。
手続き上は、法人の場合、社会保険には必ず加入しなければなりません。個人事業主の場合では、従業員が5人以上になったら、社会保険に加入しなければなりません。個人事業の場合、5人未満の従業員の場合、社会保険への加入は任意になります。
(厚生労働省のパンフレットはこちら
http://www.nenkin.go.jp/n/open_imgs/free3/0000000011_0000004534.pdf)
私は税理士なので、手続き上のご相談を受けた場合、上記のお話をまずお話をさせていただきます。その上で、以下のようなお話をさせていただきます。
「社会保険に加入すると、保険料の負担は大きくなります。」
個人事業主の場合、国民健康保険・国民年金・介護保険の保険料は全額ご自身(保険加入者)の負担になります。
会社であれ個人事業主であれ、社会保険に加入した場合、健康保険・厚生年金・介護保険の保険料は、会社とご自身(保険加入者)が折半で負担します。
この折半の意味が曲者です。
次回のコラムまで引っ張ります(笑)。