どうする!?個人で開業!!㊶

返さなくて良いお金、「助成金」②

 

前回のコラムでは、新たに起業する方への支援としての助成金を紹介しましたが、今回は、一般的には就職が困難とされている方を雇い入れた場合に、その給料の一部を国が負担するようなイメージの助成金をご紹介いたします。

 

母子家庭の母親や、高齢者の方、障害者の方を雇い入れた場合の助成金になりますが、例えば母子家庭の母親をアルバイト(1週間の労働時間20時間以上30時間未満)として雇い入れた場合、その給料を上限として1年間、上限60万円、正社員として雇い入れた場合、その給料を上限として1年間、上限90万円を助成してくれます。

 

他に要件もありますが、新たに人を雇おうと考えている方は、直接お知り合いの方を雇うのではなく、ハローワークを経由して雇入れると1年間ですが給料の直接的な負担が低くて済みます。

なお、お知り合いを雇うとしても、手続きとしてハローワークを経由し、他の要件をクリアしていれば、助成金を受けられることもあります。

新規採用を検討されている方は、この助成金制度を確認しておいても損はありません。

 

 

詳しくは厚生労働省のHP及び以下のリンクでパンフレットをご覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/c02-4-01.pdf