確定申告真っ只中です。皆様の中でも、領収書と睨めっこの方も多いかと思います。
この時期、お聞きする質問シリーズです。
Q.確定申告はいつまでにしなければならないの?。
A. 自営業の方の確定申告の申告期限は3月15日です。
ちなみに、税金が発生する人は申告期限から遅れると、ペナルティーがある場合がありますので注意が必要です。
※消費税の申告は4月1日(本来は3月末ですが、今年は日曜日のため)
3月15日に近づくにつれて税務署などはどんどん混雑していきますので、確定申告を税務署に持って行ってとか、税務署で申告の相談をしようと考えている方は、早めに足を運んだほうが良いと思います。
また、還付申告の場合は、3月15日を過ぎてからでも税務署で受付してもらえます。
Q.所得税の確定申告書の用紙にはどのようなものがありますか
A. 4種類あります。
①『確定申告書A』主に給与所得者や年金所得者の確定申告に使います。
②『確定申告書B』主に個人事業者や分離課税(土地や株の売買等)対象の所得がある人の確定申告に使います。
③『分離課税用』(Bとセットで使います)土地建物等や株式などを譲渡した所得、退職所得など、分離課税対象の所得がある人の確定申告に使います。
④『損失申告用』(Bとセットで使います)所得金額が赤字になる人の確定申告に使います。
このコラムは個人事業の方を対象としていますので、通常『確定申告書B』を使用します。なお青色申告の届出をあらかじめ税務署に出していて、赤字の場合もしくは3年以内に赤字の場合には『損失申告用』も使用します。
※さんざん勘定科目のコラムで登場した、「所得税青色申告決算書」は所得税申告書を作成するための書類となります。個人事業の方は、実際には『確定申告書B』と「所得税青色申告決算書」(青色申告の方)または「収支内訳書」(白色申告の方)が申告には必要となります。