どうする!?個人で開業!!㉔

「勘定科目」、いったん終わらせます。

何度も登場の国税庁の青色申告決算書の書式。

損益計算書であらかじめプリントされたものの説明は終わりました。

http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/13.pdf

4ページに目には貸借対照表なるものにも「現金」や「受取手形」「買掛金」などなどいくつもの「勘定科目」が印刷されています。でも一旦勘定科目の説明は今回で休憩です。

 

「勘定科目」の本質は事業者の経営状況を把握するためのものです。ですから印刷されていない勘定科目がいくつあっても構いません。皆様がどのような経費をいくら使って儲かったのかを把握しやすい勘定科目を使えばよいのです。

 

事業の種類によっては、例えば「制作費」や「支払手数料」「諸会費」。経費のかけ方によっては「新聞図書費」「教育訓練費」「会議費」など。

勘定科目を考える際には、あまり神経質にならないのが良いかと思います。

実際税務署は、実際勘定科目にはほとんど興味がありません。税務署が興味あるのは、その経費にしたものが、実際事業を行うために必要なものだったのか否かだけです。

 

さてそろそろ確定申告が始まります(所得税が戻る場合の還付申告は既に始まっています)ので、次回以降は少々確定申告についてのお話をさせていただきます。