どうする!?個人で開業!!⑯

「勘定科目」、さらに続きます⑥。

 

支払いの勘定科目を青色申告決算書の順番通りにご説明させていただいております。

(http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/13.pdf)

 

だいぶ印刷されている勘定科目が少なくなってまいりました。何度も書いておりますが、ひとつひとつを覚える必要はないので、飽きずにお読みいただければ幸いです。

では、続きをみていきましょう。

 

 

「雑費」とは以下のような内容のものを処理する科目です。

事業用の費用で、他の経費科目に当てはまらない経費です。

ただし、今まで説明して科目以外にも、青色申告決算書の㉕~㉚が空欄になっているように、他の勘定科目を設定し、利用することができます。雑費で何度も同じような経費が出てくる場合は、他の勘定科目を設けてください。

青色申告決算書に元々印刷されている経費項目の勘定科目は以上です。ただし雑費の説明で書いたように他の勘定科目もあります。ありますというか、勘定科目はいくらでも設定が可能です。この他の科目に関してはまた詳しく説明させていただきます。

 

さて経費系のお話のあとは青色申告決算書の一番右側の「各種引当金・準備金等」の項目のご説明になりますが、紙面の関係で今回は以下の科目をお一つだけの説明です。

 

「専従者給与」とは以下のような内容ものを処理する科目です。

青色申告者で家族従業員に対する給与で15歳以上の専従者について「役務の対価として相当であるもの」となります。

※青色申告届出書とは別に「青色専従者給与の届出」を提出する必要があります。

http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/12.htm

 

支払の勘定科目の説明が今回で終わるのかと思った皆様、期待に添えずすいません(笑)。