「勘定科目」、まだまだ続きます②。
前回は収入である「売上」の説明でした。
(細かく言うと収入の科目は他にもあります)
今回からは支払いの方の勘定科目のご説明です。
まずは青色申告決算書の順番通りにご説明させていただきます。
(http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/13.pdf)
青色申告決算書をご覧いただくと左上に「売上(収入)金額」①とあり、その下に縦書きで「売上原価」とあり、その項目が②~⑥の⑤項目に分かれております。
この5項目は「決算処理」なる一見難解な処理を経て使われる項目も含まれておりますので、ここでの説明は③の「仕入金額(製品製造原価)」の説明のみさせていただきます。
また、個人事業の開業でのお話なので、カッコ内の製品製造原価と言うものの説明も省かさせていただきます
「仕入金額」
仕入とは、主たる営業上の物品の購入に要した金額を処理する科目です。
売り上げを立てるための支払のものを仕入とします。
小売業であれば、その売り物への支払。飲食業であれば、食材・飲料への支払いとなります。