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◆◆2月24日と3月3日に実施される「閉庁日対応」◆◆

平成24年分の所得税の確定申告が2月18日(月)から始まる(還付申告につ
いては1月から受付開始)。

税務署での相談及び申告書の受付は通常、平日の午前8時30分から午後5時ま
でとなっているが、確定申告期間中の平日に税務署へ訪れることができない納
税者のために、一部の税務署では日曜日も相談や申告書の受付を行う「閉庁日
対応」を平成15年から実施している。今年は2月24日と3月3日の2日間実施され
る。

昨年の閉庁日対応の実績は、2日間合計で相談件数が約17万4,000件、申告書
収受件数は約26万1,000件と、平日になかなか時間をとれない会社員や個人事
業者にとって、日曜日に税務署が対応してくれるメリットは大きいようだ。

また、今年の閉庁日対応は全国524税務署のうち229署で実施されるが、過去
の相談等件数や申告書提出枚数等を考慮し、より効率的・集中的な対応を行う
ため、税務署によって開催方法が異なる。近隣の複数の税務署が合同で行う場
合や、交通の利便性のいい場所に移動して実施する税務署もあるため、これら
の会場の設置場所については、各税務署に事前に確認しておく必要がある。

なお、確定申告書の提出方法は税務署の窓口へ持参する以外に、所轄税務署
に郵送する方法、またはe-Tax(電子申告)により申告データを送信する方法
がある。

郵送する場合、税務上の申告書は「信書」に該当するため、郵便(第一種郵
便物)または信書便で送付する。この場合、消印(通信日付印)に表示された
日が提出日とみなされる。一方、e-Taxは確定申告期限の3月15日まで24時間受
け付けられており、データ送信後の即時通知及び受信通知に表示される受付日
時が提出日となる。3月15日の24時を過ぎて受信されたデータは、申告期限後
の提出となるので注意が必要だ。